事業推進部
ルミネだからこそできる新規事業で、
多角的な視点からお客さまに付加価値を届けていく。

人々のライフスタイルや価値観の多様化に合わせて、ルミネでは既存の事業だけでなく、新たな事業の創出にも力を入れています。その領域は多岐にわたり、独創的な事業を数多く展開しているのが特徴です。ルミネの新規事業に共通する想いと、その役割とは。今回は、それぞれ異なる新規事業を手がける2人の社員に話を聞きました。

事業推進部
砂塚 春菜 SUNAZUKA HARUNA
2011年入社。ルミネ新宿店や横浜店で営業支援や販売促進に携わった後、二度の産前産後・育児休暇を取得。復職後は事業推進部に所属し、2024年からルミナーズ事業を担当。

事業推進部
中村 祥子 NAKAMURA SHOKO
2016年入社。ルミネ有楽町店で営業支援や販売促進に携わった後、新宿店で営業推進や業態改革の経験を積む。2023年から事業推進部で、ルミネアグリプロジェクトを担当。

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まずは、事業推進部の役割と担当事業について教えてください。

砂塚事業推進部は、ルミネの本業であるSC事業とは異なる新規事業を育てていくための“エンジン”のような役割の部署です。その中で、私はルミネ・ニュウマンで自分らしくはたらきたい方とショップをつなぎ、サポートする、ジョブマッチングコミュニティ「ルミナーズ」を担当しています。

中村私が担当しているのは、ルミネの農業プロジェクト「ルミネアグリプロジェクト」です。都会と畑を繋ぐプラットフォームとして、新宿駅構内に直営店を運営したり、毎月マルシェを開催したり、ECも運営しています。

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ルミネの新規事業は、他社の事業とどんな違いがあるのでしょうか?

砂塚まず前提として、私たちは新規事業に取り組む部署ではありますが、あくまでルミネのお客さまに付加価値を届けることが使命です。そのためにJRグループとしてのアセットを最大限に活用できることは大きな強みの一つだと思います。

中村そうですね。「ルミネアグリプロジェクト」でもJR東日本物流が展開する「はこビュン」というサービスを利用することで、長野県安曇野市で朝収穫したとうもろこしが昼には新宿のマルシェに並んでいる…というようなことが実現できています。また、SC事業という礎があるからこそ、各エリアの客層を深く理解した上で場を提供できることも強みだと思います。

砂塚場やコミュニティを提供できることは、私が担当している「ルミナーズ」においても強みになっていますね。いわゆる人材サービス市場は、働き手不足という社会背景もあって新規参入が多いんです。その中で、各ショップやスタッフと深い信頼関係を築いてきたルミネだからこそ、高い解像度でサービスを提供できていると思います。

中村事業間のシナジーも生まれつつありますよね。「ルミネアグリプロジェクト」でワインマルシェを開催した際、事業者の方がルミネのレジ作業に慣れていなかったので、2024年度はレジスタッフを「ルミナーズ」で募集させていただきました。事業者の方は「お客さまにスムーズなご案内ができた」、スタッフの方も「イベント対応がすごく楽しかった」と言ってくれて、いいコラボになったと思います。

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ルミネで新規事業に取り組む面白さや、やりがいはなんでしょうか?

砂塚「ルミナーズ」を担当するようになってからは、システム会社や出店者の人事の方など、今まで関わったことのない方たちと直接コミュニケーションする機会が格段に増えました。また、収支の管理などを自分で管理してプロジェクトを推進していく必要があるので、視野が広がりましたね。プレッシャーもありますが、すごくやりがいを感じています。

中村そうですね。館で働いていた時は「ファッション」「ライフスタイル」などの共通言語があったのですが、「ルミネアグリプロジェクト」の担当になってからは農家の方や自治体の方と話すことが増え、これまでとは違ったコミュニケーションが求められるところが難しいと感じています。その分、面白さもありますし、日々勉強になりますね。

砂塚自分の守備範囲を拡張していくようなイメージですよね。「ルミナーズ」だと人事労務領域についての知識も必要なので、社内制度を活用して資格を取ったりもしました。事業推進部には、そういった変化を楽しめるメンバーが多いと思います。

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それぞれの事業について、今後の展望を教えてください。

砂塚「ルミナーズ」では、ジョブマッチングにとどまらない多角的なサービスを展開していくために、いろいろな準備を進めています。ルミネに出店してくださるショップの方々に、「ルミネに入っていれば『ルミナーズ』があるから人の確保に困らない」と思ってもらえるようなサービスになることが、ひとつのゴールかなと思います。

中村「ルミネアグリプロジェクト」は“三方良し”の事業でありたいと思っていて。生産者さんは新しい販路を開拓でき、お客さまは美味しくて新鮮な野菜や果物を東京にいながら買うことができる。そして結果的に、双方にルミネのファンになっていただく。そんなきっかけを、食を通じて提供していきたいと思っています。

砂塚“三方良し”の想いは「ルミナーズ」も同じですね。個人的には、少子高齢化が進む中、今後海外からの人材受入れが更に広がることを想定して、日本のおもてなしに興味のある海外の方が「ルミナーズ」を通じて接客スキルを磨き、インバウンドに対応できるスタッフとしてショップに貢献することで、より多くのお客さまの期待の先を満たしていく…というようなことが実現できたらと思っています。最終的には、接客“人財”の活躍の場を広げていくパイオニアになることを目指したいです。

中村「ルミネアグリプロジェクト」もより関係人口を増やして、ルミネがある町や地域の行政とも連携を強め、ルミネがもっと街に愛される存在になれるようにさまざまなことに挑戦していきたいです。
